ビジネスモデル研究会・株式会社コマニー

5月21日のビジネスモデル研究会では、株式会社コマニーをテーマとして、ビジネスモデルキャンバスを使ってビジネスモデルの分析を行いました。

株式会社コマニーは、書籍「SDGs思考 2030年のその先へ 17の目標を超えて目指す世界」の中で、『SDGsを経営の中核に据えている』と紹介されているように、自社の事業の影響範囲とSDGsの関連について「コマニーSDGs∞(メビウス)モデル」を打ち出しています。
コマニーSDGsメビウスモデル参考ページ:https://www.comany.co.jp/sdgs/linkage/road-to-2030/

SDGsと事業活動の関連性を強く打ち出す企業をビジネスモデルキャンバスで分析することで、SDGsとビジネスモデルの関連性を表現し得るのだろうかといった、実験的な要素も含みつつ、参加者共に議論を交えながら、ビジネスモデルキャンバスを作成しました。

なお、当日の参考資料は、同社が公開している、有価証券報告書、統合報告書、ウェブサイトを参考資料としました。
・有価証券報告書 https://www.comany.co.jp/ir/settlement/library/
・統合報告書 https://www.comany.co.jp/sdgs/report/
・ウェブサイト https://www.comany.co.jp/

下記は、ビジネスモデル研究会で作成したビジネスモデルキャンバスです。

議論の流れ

まず、コマニーSDGsメビウスモデルの中心に据えられている「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」を、ビジネスモデルキャンバスの価値提案に置きました。
その上で、資料を読み解きながら、「価値提案を生み出している要素は何か?」を議論しながら、他の項目を埋めていきました。