STC3事務局の山本です。
第5回ランチミーティングは、省エネ・新エネコンサルタントであり、京都エコエネルギー学院の講師も務めておられる吉村さんに「省エネの現状と対策」というテーマでみっちり1時間お話をしていただきました。
お話の内容は目次の順に進めて下さいました。
まず、簡単な経歴から。
経歴はこちらのスライドでご確認下さい。
当施設へご入会いただいて4年目になるのですね。
ありがとうございます。
まず最初のスライドは、「ASTEMの照明、空調のエネルギー源は?」の質問から始まりました。
答えは大阪ガスさんです。
どのようなシステムを使っているかを教えていただきました。
続いて、製造業のエネルギー消費の推移、業務部門の推移について折れ線グラフにて教えていただき、地球温暖化についてのスライドでは、CO2濃度が秋頃に一番減るというサイクルの理由も教えていただきました。
省エネ法の概要、事業者の省エネ度のクラス分け評価制度の概要などの説明もしていただきました。
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その後、各自持参した電気代、ガス代の請求書の見方、基本料金についてなど、身近な話をして下さいました。
電気は使えば使うほど、基本料金が高くなる、ということを知り、なんじゃ?そりゃ!と参加して下さった会員さんから。
普通、使えば使うほど、割引率が高くなりお得になるのではないのか?との質問が上がりました。
ちなみに工場など事業所の電気代の基本料金の決め方は、一年のうち一番使った電力(最大電力)の値を使うそうです。
空調機の省エネの仕組み。フロンの回し方。
照明の話。
これは、電気の明るさを測る照度計だそうです。
窓際で測定するとすごく高くなりました。
スライドの右下に書かれているように、夜間の読書で最も目が疲れない照度は160Lx(ルクス)なんだそうで、オーストラリアが一番それに近いです。
私達日本人からすると、とても暗いそうですが、向こうの方は平気なんだそうです。
最後に京都府の省エネ補助金の説明がありました。
「省エネ 補助金 SII」で検索すると色々出てくるとのことです。
8Fでもケチ臭いですが、節電、節水に努めておりますので、ストレスのない範囲でご協力をお願い致します。
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本日の丼。
鶏もも肉の甘辛丼
中華の鶏の味がしました。
ちょっと濃いめの味付けでした。
今回は、レトルトのお味噌汁付きでした。
1時間みっちりの講義でしたが、わかりやすく楽しかったです。
学校で講義を聴いているみたいでした。
身近な話題もたくさん取り入れていただき、興味を持って疲れず聞ける構成にしていただき、どうもありがとうございました。
吉村さんだけでなく、ランチミーティングにはもったいない程の内容で、どの方もいつもしっかりと内容・スライドともに作り込んできて下さいます。
事務局としては講師料も払わないのに、こんな立派な準備をして下さっていることに申し訳なく思う反面、非常に有難く感謝しております。
やっぱり会員の皆様はすごいです。
ここは、様々な専門分野の方とお話ができる面白いスペースであると思いますので、皆様に合った交流の仕方や、情報収集をしていただき、有意義な入居期間となるよう事務局も努力致します。
次回は、3月24日(木)12-13時、ネタ当番は、高木経営工学研究所の高木さんにお願いしております。
さて、どんなお話が聞けるのか楽しみです。
年度末のお忙しい時期ではありますが、多くの方のご参加をお待ちしております。
文責:STC3事務局 山本
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