STC3事務局の山本です。
大変長らくお待たせしました、4月のランチミーティングのスピーカーをご担当下さいました横山さん(ひとリズム株式会社)のレポートにようやく手を付けることができました!!
お願いしておきながら、レポート作成が遅くなり大変申し訳ございませんでした。
では本題に。
横山さんは2008年3月に入会して下さっていますが、STC3前身の5FにあったStBからの入居者様です。
会社名にもなっている「ひとリズム」とは、約24時間のサーカディアンリズム&生活リズムをテーマにされている大学発ベンチャー(睡眠や覚醒などの生体リズム、各個人の生活リズムに関する研究・サービス)です。
今回のテーマは、「生活の質(QOL)としての睡眠に関わる話題提供」と題し、横山さん自身がダイエットに食事だけでなく、睡眠管理も取り入れられ、5キロ減に成功されたことなどを含め身近な睡眠のお話をして下さいました。
導入は、チンパンジーの面白い話から。
チンパンジーは毎日木の上にベッドを作って寝るらしいです。
また、メスが必ず上でオスが下にベッドを作るらしいです。これは安全のためだそうです。
次にご専門の睡眠の知識についてお話下さいました。
睡眠の基本は、体内時計で管理されていること、寝始めで成長ホルモンが分泌されることなどを教えていただきました。
若い頃は徹夜をしても平気でしたが、当然毎日は続きません。
睡眠時間が3、4時間という人もおられますが、普通の人は睡眠不足になると、短期的には問題ないようであっても免疫力が低下し、身体機能が回復しにくくなるそうです。
健康をロングランで考えると睡眠時間が3~4時間は良くないそうです。
睡眠時間は遺伝的要素も関わっているので、日中に眠気がないのであれば、いい睡眠時間を取れていると思ってよいとのことでした。
横山語録その1:「自分最適化には、良質な睡眠も忘れてはならない」
横山語録その2:「眠りは“昼”作られる」・・・一日のスタートは光を浴び朝食を取る体内時計のリセットから。「自分の朝」を作る。そして昼間の活動量が重要。例えば睡眠日誌を付けて改善するなど。
寝るための工夫をしてみる。「温度」、「光」、「寝具」
・「温度」・・・体温が上がると寝られないので、体温が低くなるタイミングで寝ると良い。
例えば夕食後に運動したり、入浴して体温を上げてから寝ると、反作用で体温が下がるので良く寝られるとのことです。
・「光」・・・ブルーライトは覚醒してしまうので、寝室には不向き。
・「寝具」・・・温・湿度調節とともに感触を追求し続けている。
ダイエットに睡眠。私も常にダイエット中ですが、食事と運動でのカロリー支出しか考えたことがなく、睡眠もダイエット項目に必要という考えはなかったのと、しっかり寝られていないので、睡眠をもっと大事にしなくてはいけないと感じました。
横山さん、健康に生きていくために必要な睡眠について、興味深いお話を聞かせていただき、有難うございました。
ひとリズム公式サイト http://hito-rhythm.com/
次回に続く・・・。