カテゴリー: 会員紹介

第8回ランチミーティングの報告(2016.5.24開催)

第8回のランチミーティングのレポートです。
大変に大変に!遅くなり申し訳ございません。

5月24日(火)のスピーカーは、2015年1月に入会して下さった湯川さんです。
業種はものづくり。
STC3(8階)で「こどもたちのロボット教室」を主催されています。

ランチミーティングスピーカーの湯川さん

湯川さんは、7階・8階両方の会員様で、当施設には、「Ludus合同会社」として、7階では「FabLab京都合同会社」として所属されています。
今日はその「FabFab京都で行っているロボット教室のことなど…」をテーマに現在の活動を報告して下さいました。

“こどもたちのロボット教室”が密かな脚光を浴びているそうです。
8月上旬に行われたKRP Weekでもこども向けロボット教室を開催されましたが、すぐに定員いっぱいになったそうです。
ASTEM棟 7階オフィスには3Dプリンターやレーザーカッターなどの機材を置いて試作品を色々と作っておられます。

ランチミーティングの様子

起業のきかっけは、定年退職前、アメリカ人インターンシップ生との出会いで衝撃を受けたことから始まっているそうです。
それが、構想から、回路設計、機構設計、プログラミングを一人で行い「“ほぼほぼ”のものを創りましょう」という姿勢で試作品を作っていることでした。このままでは、『日本のものづくりは、世界に負けてしまうのではないか』と思われたそうです。

湯川さんの経歴は省略されていましたが、日系・米系企業(製造業)での開発また営業部門に所属されており、管理職・エンジニア経験をお持ちです。

以下の内容は、使用されたスライドとその内容についてです。

★「Makers Movementとは」
「第三の産業革命」とも言われる。
2013年、オバマ大統領が一般教書演説で3Dプリンターに言及し、3つのハブを立ち上げ積層造形に焦点をあてると話されたそうです。
オバマ大統領の顔入りスライド

★「FabLabとは」
「Fabirication」(ものづくり)と「Fabulous」(楽しい・愉快な)の造語
全世界のFabLabは、500くらいあるそうです。
FabLabとは

★「FabLab in Japan」
日本には15組織ほどあり、特にFablab kamakuraが活発で、ビジネスモデルがしっかりしているのだそうです。
大阪は北加賀屋にあるそうです。
Fablabとは?

★「FabLab京都は?」
他のFabLabは、“ものを作ろう”だが、こちらは“ものを作る『人』をつくろう”という理念『make:makers』を持って活動しているとのことです。
その一つが子供たちのロボット教室です。
fabLab京都の説明スライド 

★「STEM教育」
STEM教育

“子どもたちのロボット教室”を既に10回実施。LEGOを使って行われています。
教室に先生はいません。
先に出来た子がまだの子に教える。
いつから始めても休んでもいい。
「失敗を恐れず楽しもうよ!」が大事。

★「Active Learning」
人に説明して教えること。
TeachからLearningに変えよう。
『伝える』という言葉を大事にしている。
この教室では正解はない。どんな方法でも良い、失敗しながらゴールにたどり着けばよいのだそうです。
Activ learning

★「LittleBits(リトルビッツ)」の紹介
磁石で電子回路をつないで電子工作を行うことを通して、電子回路を楽しく学べるオープンソースのライブラリー。
色がついているので、視覚的(直観的)に学べ、作りやすいのだそうです。

リトルビッツ本体

★「Leonar(レオナルド)」の紹介

3Dメガネをかけて3Dデバイスで自在に3Dモデルを操作するシステムのことです。
面白い動画を見せていただきました。

このシステムと3Dプリンターで30万もかからないのだそうです。
お手軽に作れる環境になったけれども、あまり普及していないそうです。
レオナルドの説明

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12:40過ぎに7階へ移動し、湯川さんのラボを見学させていただきました。
KRPの澤村様から施設の簡単な説明を聞き、その後、湯川さんのラボ見学をし、随時解散となりました。

7Fラボの見学

見学の前に、参加して下さった方からロボット教室について、いつくか質問が出ました。

(質問)親御さんの感想は?→(回答)満足されているそうです。想像力が発揮できてやりがいがあるそうです。
(質問)何を学んでいるのか?→(回答)人に説明することにより、コミュニケーション能力が明らかに向上する。子供は、自発的に考えることができるし、考える力がある。
(質問)経営の成り立ち。今後どうしていきたいのか?→(回答)工業用の製品化により利益を得ようと思っている。会員制にはしたくないので、異なったビジネスモデルを模索中。

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今月の企画丼は「和風とんかつ丼」でした。
お肉に厚みがあり、結構ボリュームありました。
和風とんかつ丼

余談:
6月11日(土)ノートルダム女子大で行われたワークショップに参加させていただき、LittleBits を初体験してきました。
確かに、簡単で楽しく勉強できました。

次へ続く・・・

文責:STC3事務局 山本明美