ビジネスモデル研究会は、「対象の企業」を決めて、
財務諸表と、ビジネスモデルキャンバスを使って、
その企業の強みや特徴を分析する勉強会です。
参加者同士で意見を交わし、ビジネスモデルを分析する会なので、
初めての方、お一人でもお気軽にご参加いただけます。
◆場所:ASTEMビル8F STC3内
https://stc3.net/access
◆時間:18:00~20:00
◆参加費:無料
ビジネスモデル研究会の内容
ステップ(1) 対象企業の紹介
2月の対象企業は株式会社メタップスです。
まずは簡単に企業について説明します。
ステップ(2) 企業の財務諸表を確認
上場企業の場合は、有価証券報告書を参加者とともに読み解きます。
非上場の企業の場合は、インターネット検索などで財務状況について可能な範囲で調べます。
ステップ(3) ビジネスモデルキャンバスを描く
企業の特徴をビジネスモデルキャンバス上でどのように描くことができるのか?
「ビジネスモデル」と「企業の特徴」の因果関係を意識しながら、ビジネスモデルキャンバスを描くことで、価値創造と収益が結びついたキャンバスにすることを目標としています。
ステップ(4) 比較検討および議論
ビジネスモデルキャンバスを描きながら、
異業種で似たビジネスモデルはないか?
真の顧客は誰か?
価値の源泉や、顧客が何に魅力を感じているのか?
など自由闊達に意見を交わします。
<対象企業:株式会社メタップスの超要約!!>
株式会社メタップスとは、AIを活用したビッグデータ解析や
アプリ収益化ビジネスを手掛けている会社です。
2007年9月設立、2015年東証マザーズ上場。
2017年8月末時点で、資本金 46億円、従業員数246人。
起業から10年あまりで急成長を遂げています。
*資本準備金含む94億円といった表記も。
創業者であり主要株主の佐藤航陽氏は1986年生まれの32才。
いわゆるミレニアム世代の社長が率いる、
新しい市場で成長する新しい企業が、
どのような財務やビジネスモデルを採用しているのか。
是非みなさんで分析・議論いたしましょう。
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昨今、あちこちで飛び交う「AI・ビッグデータ」というワードは、
私たちの将来の事業計画や経営戦略に欠かすことができない
重要なキーワードとなってきています。
まるで一昔前の「ホームページ」と同じくらいに、
『会社をやるなら必ずAIやビッグデータを含めた事業の計画が必要!』
と言われる日も間近に迫っているように思えます。
では、AIを活用した経営とはどういったものなのか…
例えば「AIを使った経営戦略の立案と意思決定」は?
例えば「AIによるエコで持続可能な経済活動の最適化支援」は?
などなど、興味深いトピックがたくさんあります。
そして、AI関連に詳しい方はもちろんご存知でしょう。
既に様々な業界で、単純な機械学習が導入されるだけでなく、
「AIによる意思決定」が日々進化・進出しています。
そして、この流れはますます加速し、
私たち個々人の社会生活にも深く浸透していくのでしょう。
1人1台スマホを持つことが当たり前になったように、
1人1パーソナルAIをバディのように使うわけで…
このように考えると、私たちは今まさに、「人の営みが変わる分岐点」
にいることを明確に感じ取れる気がしてきます。
今回は、そんな時代の分岐点にふさわしい企業をテーマに
財務分析、ビジネスモデル分析を行い、ビジネスにおける
「価値」とはなにか?を議論したいと思います。
是非、皆様のお知恵や見解・視点を議論の場に出して
いただきたいく存じます。
株式会社メタップス
http://metaps.com/ja/company/
有価証券報告書(2017)
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=yuho_pdf&sid=2629310
こちらのページで財務諸表のエクセルデータをダウンロードできます。
http://www.metaps.com/ir/yuho
<メタップス 超要約 part2>
メタップスの理念は「テクノロジーでお金と経済のあり方を
変える」とあり、『(中略)私たちは人工知能や仮想通貨
といった(中略)新たなテクノロジーを駆使して新しい経済を
作ることを使命としています』といった大きな理念・ビジョンを
掲げています。
そんなメタップスのコアテクノロジーは「金融と経済に特化した
人工知能」。
『お金の流れを予測する人工知能「ラプラス」の研究開発し、
自社が取得したデータと世の中のオープンデータ(Twitterとか
インスタとかetc)を機械学習で処理し、お金の流れを予測。
自社の経営効率化や新しいサービスの創出に役立てていきます。』
とのこと。
事業としては3つ。
(1) ファイナンス:オンライン決済、個人の与信調査
(2) マーケティング:オンライン広告の効果測定と最適化
(3) コンシューマ:民泊予約仲介サイト(不動産の最適運用の
支援?)、タイムバンク(??)
『事業を通して得られるデータを軸とした経済圏「データノミクス」を
成長戦略としています。ファイナンス、マーケティング、
コンシューマという3つの事業領域を融合させることで加速度的な
成長を実現させます。』
ということで、色々巷で噂の企業でございます。
*初めてご参加される方へ*
気軽に意見交換や議論をしながら進めますが、とりあえず聴講でも大丈夫です。
手ぶらでのご参加も歓迎ですが、タブレットやノートPCをご用意いただくとベターです。
(会場は、インターネット無料Wifiをご利用いただけます)
募集情報
亀田真司(ASTEM STC3インキュベーションマネージャー)
公益財団法人京都高度技術研究所(ASTEM)
創業人財育成支援部 イノベーション創出コミュニティー(STC3)事務局
TEL:075-315-3657
E-mail:stc3office[at]astem.or.jp([at]を@に書き換えて宛先としてください)