事務局山本です。
#第8、9回を飛ばして先に10回目を掲載することをお許し下さい。申し訳ございません#
7月26日(火)第10回STC3ランチミーティングは、アイマーケ株式会社の石川 憲昭さんにスピーカーをお願いしました。
「STC3とアイマーケとマーケティング~企業もいろいろ、マーケティングもいろいろ~」というタイトルでスタートしました。
石川さんは、12年間も当財団(孝本と更田)と関わって下さっている古い方で、以下のような経歴をお持ちです。
第4期起業家学校(石川さん40代の頃)の卒業生であり、STC3の前身である創業準備支援室(StB:ASTEM棟5Fにあった)入居者(2004年3月)。
StBには入居期間の定めがあり、1年間で出ないといけなかったそうです。
また、卒業のためにはビジネスプランの発表があったそうです。
卒業テーマは「中小ものづくり企業むけマーケティング業務の企画・実践」で、具体的には、Eメールマーケティング代行/ものづくり企業のポータルサイト構築/商品企画のコンサル(50社くらい集めて)といった内容だったそうです。
卒業して1年後に法人化され、STC3を知り入会して下さいました。
入会後、自社の信頼を高めるために、とにかく出版をと「速解!“売れる商品を創る”開発マーケティング50のステップ」を出版されました。
出版により、セミナーと執筆が増えたそうです。
それからしばらくして、「やっぱり我が子のような商品がほしい」とITの世界へ。
STC3に吉村さん(TSE企画)が入会されていたので相談されます(前職の先輩)。
そして、クラウド型部品表を開発。
松尾IMにはニュースリリースの添削をしてもらい、また、展示会にも出展されるなど、精力的に活動されます。
ところが、2015年、クラウド型部品表を終息されます。
お客様に撤退したことをTELし、セミナー・研修事業に原点回帰。現在に至ります。
お話の後半は、マーケティング視点で身近なビジネス事例をご紹介下さいました。
事例1:伝統産業マーケティング
「陶芸家の若者たちが素晴らしい」…五条坂・ちゃわん坂について。
地域陶芸家が結集し再活性化にチャレンジ。
新イベント「京都やきものWeek わん 椀 one」の紹介。
マーケティング的に分析すると・・・「関与-知識モデル」の説明
事例2:場のマーケティング
大学生のフィールドワークが素晴らしい(石川さんは大阪成蹊大学の非常勤をされています)。
「チキチキ探検隊」という池田市&商店街&大学の共同活動について紹介。
三角関係のコミュニケーション
事例3:B to B マーケティング
ものづくり企業社長の市場志向のスピード経営が素晴らしい!
新規事業として、新分野の設備機器に展開→消費者向け商品を開発。
市場志向で消費者向け商品に改善をはかり、品揃えを拡大。
垂直統合型ビジネスモデルを確立
最後はセミナーのお知らせで締めくくりました。
ご都合つく方、石川様に興味を持たれた方、ご参加下さい。
8月27日(土)「ものづくり企業の実践マーケティング+プラス」
参加して下さった会員様から、「事業を終息されて学ばれたことを教えてほしい」との質問があり、その理由を2つ説明して下さいました。
終始和やかで、笑いもあり、明るいお人柄が出ていたランチミーティングとなりました。
終了後、名刺交換など活発に行われていました。
今回の事例2で示して下さった「場のマーケティング」は、STC3で実現可能なので、皆様にアドバイスをいただきながら、会員様同士がうまう繋がって回っていける仕組み作りをしていければと思いました。
石川様、ありがとうございました。
今月の企画丼は、「スタミナ丼」でした。
個人的理由でニンニクがダメな私は、その恐ろしさに写真を撮るのを忘れてしまいました。
申し訳ございません。
次へ続く・・・